概要
<主催者より>アジアンクィア映画祭(AQFF)はアジアのクィア映画だけを上映する唯一の映画祭です。アジアのクィア映画、とりわけインディペンデント映画を発掘し、日本ならびに世界へ紹介することを目的として、2007年に誕生しました。お陰さまで第1回のAQFFは、世界中から探し出したアジアのクィア映画の中から選りすぐりの29作品を上映し、たくさんのお客さまにご来場いただくことができました。そして2009年、隔年開催を目指すAQFFが再び開催されます! 今回も見逃し厳禁の貴重な作品が勢揃い! 日本、韓国、香港、シンガポール、タイ、インド、イスラエル、インドネシア、フィリピンなど、世界10カ国以上から集めたアジアのクィア映画30作品以上を上映します! 前回同様、ほぼすべての作品が日本初公開となっており、各国の映画祭で高い評価を獲得した新作長編作品から、クィアのインディーズ作家たちが手掛けた短編作品まで、AQFFでしか観られない、極めて貴重な作品の数々をお楽しみいただけます! アジアとクィアとインディーズ映画。その融合から生み出された、ドキドキとリアルでジリリと熱く、ヒリヒリとせつない作品の数々を、心ゆくまでお楽しみ下さい!
上映作品
■ママに花束を! (監督:ジョエル・C・ラマンガン) 100分
フィリピン映画界を代表する人気監督ジョエル・C・ラマンガンが描く、笑いあり、涙ありのドタバタファミリーコメディ。
■あかね色のケープタウン (監督:シャーミン・サリフ) 94分
1950年代の南アフリカ連邦におけるインド人社会を舞台に、人種・性別差別が当然とされる社会を生きる女性たちの愛、そして心の自立を描いた傑作ドラマ。
■僕は小さく恋をする (監督:サイモン・チュン) 80分
家族、愛、友だち。日常に巻き起こる小さなエピソードを丹念に描き重ね、人生の分岐点に立たされた17歳の少年、エリックの心の揺らぎを巧みに描いたドラマ。
■無口な情熱 -SIKIL- (監督:ロナルド・バートゥビン) 109分
第21回東京国際映画祭の上映作品「まばたき」を手がけたロナルド・バートゥビンの初長編作品。愛と友情の狭間で揺れ動く、幼なじみの青年二人の姿を描いた濃密ドラマ。
■砂漠の少女たち -Seeds of Summer- (監督:ヘン・ラスカー) 63分
イスラエル女性兵士養成コースで訓練を受ける少女たちの姿を追った秀逸の長編ドキュメンタリー。あどけない少女たちの素の表情や笑い声、そこに重なる銃声や号令。観る者に様々な思いを喚起させる作品。
★新鋭ゲイ作家プログラム(5作品上映)
確かな実力でクィア映画の未来を担う、新世代のゲイ作家たちの短編を集めた珠玉の作品集!
★ガールズプログラム(4作品上映)
私はあなたの夢を見る…。惹き込まれるような美しい映像で、ワタシとアナタの物語を綴った作品集!
★ボーイズプログラム(3作品上映)
触れ合う肌と、視線の誘惑…。絡まり合うボクらのデキゴトを描いた作品集!
★韓国プログラム(4作品上映)
インディーズ作家が躍進する韓国映画界からバラエティに富んだ短編を集めた作品集!
★ドキュメンタリープログラム(3作品上映)
マーメイドになりたい少年、イマドキの女子高生、謎の少数民族、モーケン…貴重すぎる映像が揃った作品集!
★エクスペリメンタルプログラム(5作品上映)
映像という表現手段を縦横無尽に操る作家たち。独特の世界観を持つ彼らの映像に酔いしれる作品集!
★CG&アニメーションプログラム(2作品上映)
必見!タイからキュートなアニメーションと個性的なCG作品が登場!
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ママに花束を!
あかね色のケープタウン
僕は小さく恋をする
無口な情熱 -SIKIL-
砂漠の少女たち -Seeds of Summer-
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